偏愛stock

美しいって思ってる

この光景は、自然さながらで

 

絹も木綿も、

 そもそもそれ自体が、

虚無であったかのようにー

 

どうすることもできないことが大半で、
そこに一抹の焦燥感を感じていることがよくあるわけで、
そんなこと露もそ知らぬ顔つきで君が通過する。

 

バイバイって言っても、その声も知らないみたい。
 そんなところに通りがかった貴方がいう
 「そこで一体何をしているんだい?」

 

何もしていないわけでも、何かしているわけでもない。
絶妙に、手からこぼれ落ちていく。ホロホロと、きな粉のように。

寂しい季節になりましたね。
 厚かましい日でございました。
  芳醇な一秒を過ごしました。

 

ー善きに計らっていただいて

    ーそう言われましても困りますのよ

 

ー僕には、もう時間がないんだ

   ーご冗談を

 

 

さようならを言いにきたんだ。

それって、独りよがりなんだろうか?

 

私の力を信じて欲しい。

それって、高らかに叫ぶ必要ある?

 

うずまく、鳴き声。かすかな、この夢。

 

遠回りして、引き伸ばして、それでいいかな?

欲しいけど、欲しくない。そう、またこぼれ落ちる。ホロホロと。

 

幻に変えて、***